しめじの賞味期限は？食べられるかの見分け方と保存についても解説

しめじは日本料理において非常に多用されるきのこ類です。家庭でも使用場面の多い食材ですが、賞味期限はどれぐらいあるのか、いまいちよくわからないという方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、しめじの保存期間や新鮮さを保つ方法について詳しく説明します。

参考になれば幸いです。

しめじの賞味期限は？

さっそく、しめじの賞味期限をみていきましょう。その前に、しめじの種類からお伝えしていきますね。

 

しめじの種類について

しめじにはさまざまな種類があり、ぶなしめじ、白ぶなしめじ、本しめじ、畑しめじなどが一般的です。

特にぶなしめじは市場でよく見かけるため、今回はこのぶなしめじの保存方法と賞味期限に焦点を当てます。

 

しめじの賞味期限

ぶなしめじを含むきのこ類には明確な賞味期限が設定されていないことが多いですが、適切な保存方法を用いると、冷蔵で約2〜3日、冷凍で約3〜4週間を目安に保存が可能です。

 

しめじの保存方法は？

しめじを保存する際には、次の方法が効果的です。

1. 冷蔵保存: しめじはキッチンペーパーで包んでから、ポリ袋に入れ、野菜室で保存します。袋は湿気がこもらないように少し開けておくと良いでしょう。
2. 冷凍保存: しめじは根元を切り落として小房に分け、冷凍用の保存袋に入れます。袋から空気を抜いて冷凍保存し、使用する際は解凍せずに直接調理に利用できます。冷凍したしめじは約1ヶ月まで保存が可能です。

 

しめじの選び方

しめじを選ぶ際には、以下の点に注意してください。

• 水分に弱いので、パッケージ内部に水滴がないものを選ぶ。
• 傘が開き過ぎず、弾力がありしっかりとしたものが新鮮です。
• ひとまとまりで売られているものの中で、まとまりが良いものを選びます。

これらのポイントを守ることで、しめじを最も新鮮な状態で購入し、保存することができます。

 

しめじが食べられるかの見分け方

しめじを安全に食べるために、適切な時期に食べるかどうかを見分ける方法について説明します。賞味期限が過ぎたしめじや以下の特徴が見られる場合は特に注意が必要です。

 

白い綿状のものがついている場合

しめじの傘や茎に白い綿状の成長が見られることがあります。これは「気中菌糸」と呼ばれ、しめじ自体が発生させたものです。

この状態のしめじは加熱調理すれば食べられますが、カビと間違えやすいので、気になる場合はキッチンペーパーで優しく拭き取ってから調理するとよいでしょう。

 

色が濃い茶色や赤茶色に変色している場合

新鮮なしめじは明るい茶色ですが、古くなると色が濃くなります。異臭がなければ食べることができますが、自信がない場合は食べ避けた方が安全です。

 

水分が出てカサがぬるぬるしている場合

保存が長くなると、しめじから水分が出てカサがぬるぬるとすることがあります。これも異臭がない限りは食べられますが、腐敗が進んでいる可能性もあるので、注意が必要です。

 

酸っぱい臭いがする場合

通常のきのこ特有の臭いとは異なる、酸っぱい臭いがする場合は腐敗している可能性が高いです。このような臭いがするしめじは食べない方が良いでしょう。

 

しめじの保存と消費の期間まとめ

しめじは適切な保存方法を実践し、冷蔵では約2～3日、冷凍では約3～4週間以内に消費することが推奨されます。

臭いを重要な判断基準とし、外観や臭いに注意を払いながら、安全に楽しむことが大切です。