熊本県の方言、肥筑方言は福岡、佐賀、長崎、熊本の4県で話されており、特に熊本弁はその中でもユニークな表現が豊富です。
また、熊本の方言は可愛いとも言われています。ここでは、特に親しみやすく可愛い熊本の方言をいくつか紹介します。
目次
熊本の可愛い方言7選
熊本の方言で可愛い7選をご紹介します。
いっちょん(一つも、全く)
「いっちょんできんかった」とは「全くできなかった」という意味で、否定的な状況を表現する際に用います。
おひめさん(ものもらい)
熊本では、目の病気「ものもらい」を可愛らしく「おひめさん」と呼びます。
さしより(とりあえず)
「さしよりビールで!」と言えば、「とりあえずビールを!」という意味になり、居酒屋での注文によく使われます。
すーすーすっ(ひんやりする)
例えば、「湿布を貼ったから、すーすーする」と表現され、涼しげな感覚を伝える時に使用されます。
だご(とても、団子)
「だごカッコイイ」とは「とてもかっこいい」という意味で、また「だご汁」とは熊本の郷土料理である団子汁を指します。
ならね〜(それじゃあね)
友人との別れ際に「ならね〜」と言えば、「それじゃあね、またね」という意味です。
よか(いい、充分だ)
「熊本よかとこ」とは「熊本はいいところだ」という意味で、肯定的な表現に用います。しかし、単に「よか」と言った場合は、否定の意味を持つこともあります。
まとめ
熊本の方言には、地元の文化や歴史が色濃く反映されており、これらを知ることで熊本をより深く理解することができます。
観光やビジネスで訪れる際には、これらの方言を耳にする機会も多いはずです。
覚えておくと、地元の人々とのコミュニケーションがよりスムーズになりますので、ぜひこの機会にいくつか覚えてみてください。
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